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ー広島市西区にある幼稚園です。己斐みどり幼稚園は小学校へのスムーズな移行を真剣に考えますー

己斐みどり幼稚園の特別支援体制

当園の特別支援教育の考え方

“気になる子”というのは、具体的には、ADHD(注意欠陥多動性障害)、AS(アスペルがー障害)、LD(学習障害)、HFA(高機能自閉症)などがあります。
文部科学省によると、これらの子ども達は、全体の6.3%とされていますが、実際はもっと多いし、近年も増加傾向にあることが分かっています。
“障害”という単語は、日本では必要以上に重く受け止められがちのようですが、“気になる子”たちの症状は周囲のかかわり次第で特性として捉えることができるようになります。
保護者の皆様と、当園、またはその他教育、福祉機関が手を携えて、より良い環境を整えられるよう努力したいと考えております。

特別支援コーディネーターの指名

特別支援コーディネーターとは、必要に応じて、家庭、幼稚園、小学校、その他各種専門機関と連携をとり、橋渡しをしたり調整したりする者です。また、必要に応じて園内で委員会を開き、お子様の発達に応じた対応策を皆で考えます。
幼稚園ではまだ義務付けられていませんが、当園では、認定心理士(日本心理学会)の資格を持った者を指名し、対応に努めております。

家庭や専門機関との連携

当園では専門機関(広島市西部療育センターや広島市教育委員会等々)とのネットワークを日頃から構築しており、連携がスムーズになるよう特別支援コーディネーターを中心に整えております。相談はお気軽にどうぞ。

小学校への接続

在籍期間中は、ご家庭と一緒に個別支援計画書(IEP)を作成し、小学校への連携に役立てています。小学校とは年度末に資料を持参し、幼稚園で有効だった支援方法を連絡、報告し、スムーズな移行を目指しています。

保護者の方へ

お父さん、お母さんへ

もし、「気になるなぁ」「どこか違うかも・・」とお悩みでしたら、入園する、しないにかかわらず、お子様とご一緒に一度ご来園下さい。
当園にて、お母さん、お父さん自身がお子様を自ら確認してお子様の特性を捉え、お子様に合った子育てができるよう応援していきたいと考えております。

入園を検討されている皆様へ

当園は、毎年の園児募集時に園の実態を考慮した上で障害児優先枠を設け、その枠内に限り、障害を抱える入園希望者を優先的に受け入れることに致しました。
一人ひとりに適切な支援と教育を 行う為、限られた枠ではありますが、募集時に前もって申し出ていただいた場合は、以下の事項に従って、優先的に入園を検討いたします。

◎発達障害を含む障害を有する、又はその可能性のある場合は、選考前にお知らせ下さい。
◎入園の是非は、療育センターなどの専門機関の判断に従うことを前提とします。
◎障害児優先枠を超える入園希望があった場合は、己斐中学校区内に居住する方を優先し、さ
らに超える場合は、抽選となりますので、予めご了承ください。
◎募集前から専門機関の利用の履歴があったのにもかかわらず、事前の申し出がなく、入園後
にそれが発覚した場合、または、専門機関の利用の履歴は無いが、入園後に特別な支援を要
すると判断した場合は、各種専門機関での診察を求めると共に、障害児受け入れ人数上限
を超えている場合は、専門機関の指導の下、広島市との協議の上、利用調整の手続きをとら
せていただきます。
◎障害児優先枠(人数)は、毎年園児募集時に発表いたします。(入園説明会資料に明記します。)

発達障害を抱えるお子様への適切な教育、支援には、保護者の皆様の理解が第一に必要にな
ります。そのことを踏まえ、上記の内容に何卒、ご理解とご協力をお願い致します。