お問い合わせ
ー広島市西区にある幼稚園です。己斐みどり幼稚園は小学校へのスムーズな移行を真剣に考えますー

己斐みどり幼稚園 学校評価結果について

学校評価の結果報告について

令和5年度の幼稚園学校評価として、教職員自己評価及び学校関係者評価を実施いたしました。毎年、教職員一人ひとりが、自らの教育活動や園運営の状況を振り返り、自身や園全体を見つめ直すいい機会となっております。
また、評価結果について、職員で話し合うことにより、成果や今後の課題、改善の方向性を明らかにし、具体的な方策を講じるに至りました。この評価結果を深く受け止め、さらなる教育活動の充実、教職員の資質向上に努めてまいります。

 

評価項目と結果は下記のリンクからご覧ください。

令和5年度自己評価結果シート(別表)

 

学校評価を終えて

実施日:関係者評価:令和5年2月16日、自己評価:令和6年2月17日

回答者:関係者評価:保護者の会役員22名中22名、自己評価:職員12名

結 果:別表の通り(回答者の評価の平均値)

学校法人こいみどり学園己斐みどり幼稚園の学校評価を上記の要領で実施した結果と対策をご報告いたします。

<質問1「当園に通わせる理由」>
7つのどの項目も、高評価を得ています。(令和4年度と比較し、0.2ポイント以下で推移)
関係者評価、自己評価共に同じような折れ線となっており、お互いの評価に大きな隔たりが無いことが見て取れます。

 

<質問2「当園の良いと思われる項目」>
20項目全てで4.0以上の評価を受け、例年と同等の評価を得ています(関係者評価)。
「教職員の数が多く手をかけてもらえること」の項目については、前年度より0.3ポイント上がっています。

令和3年度から評価が上がってきている項目であり、園児数は減少しているものの教職員数は減っていないことから、評価上がっているものと推察できます(関係者評価)。
全ての項目で4.0以上となっています。

項目ごとのポイント数は違いますが、お互いの評価に大きな隔たりがないことが見手とれます(自己評価)。

 

<質問3について>

全体的におおむね高評価を得ています。令和3年度と比較し、表Ⅱ(自己評価)では期待値(■)と満足地(◆)の評価の差が小さくなっています。
期待値(■)と満足値(◆)の差が無い項目は青枠で示しています。反対に、期待値(■)と満足値(◆)の差に開きのある項目についてはオレンジ枠で示しています。
期待値(■)と満足値(◆)の評価に開きのある項目は次の通りです。

 

<関係者評価> 保護者の会の役員さん

① 自信・自立・・・失敗を恐れず、少し難しいことにもあきらめずに挑戦することができる(期待値:4.9、満足値:4.0)

② 表現・・・「したいこと」「して欲しいこと」など自分の気持ちを言葉で表現することができる(期待値:4.8、満足値:4.0)

<自己評価> 当園教職員

① 人間関係・・・決まりの大切さに気付き、守れるようになること(期待値:4.9、満足値:4.2)

② 言葉・・・先生や友達など人の話をきちんと聞くこと(期待値:4.8、満足値:4.2)

<関係者評価について>
期待値と満足値の差が最大0.9あるものの、全項目4.0以上と全体的に高い満足値となっています。また、期待値と満足値が0.1の項目が5項目みられます。

 

<自己評価について>
期待値と満足値が一致している項目が4項目、満足値が期待値を上回っている項目が2項目あります。

 

「決まりの大切さに気付き、守れるようになること」は4年度も差が開いていた項目です。

廊下は走らない、階段の最後は跳び下りないなどの生活面から、園庭・サブグラウンドでけがをしないようにするための遊びの約束があります。

出来ていることを認めつつ、出来ていないことは全体やクラスで話をするなどし、子ども自身が安全を意識しながら過ごせるよう、支えていきたい考えです。

 

また「名前を呼ばれたら、きちんど返事ができること」については、4年度より差が小さくなってきたことからも(0.6→0.2)、意識して取り組んだ結果が表れたものと考えます。

「自分から率先して挨拶ができること」については、園にイラストや看板を掲げ、出来るようになって欲しい姿の最優先順位にもかかわらず、内部において評価がなかなか上がらないことが近年の課題となっています。

個々の教諭の考える評価基準の違いも要因の一つと思われるため、園内研修において「ここまでができればよい」といった統一した園の基準を共有していきたいと考えております。

 

これらの評価結果を園内研修で取り上げ、指導を見直すと共に、自己評価の項目の再確認および意識改革をし、職員で一丸となり、今後も己斐みどり幼稚園の特徴を生かした幼児教育に専念していきたい考えです。