第2回平和学習読み聞かせ絵本は「夾竹桃物語~わすれていてごめんね~」です。 一体何を忘れていたのでしょう…。 そしてこの絵本の特徴は、イラストがちょっと抽象的であること。 読み聞かせる前に「何を描いているのかイメージしながら見てごらん」とアドバイス。
「あっ、原爆ドームがあった」 「月かね」 と、ページをめくっていく度にそこここで子ども達のつぶやきが聞こえました。
燃えているキョウチクトウの火を消すべく、犬が川に入り、水を含んだ毛を震わせて助ける、ここはストーリーの重要な部分になるので、ペープサート仕様にし、最後に伝えてみました。
人間だけではなく、生き物全てが原爆の惨禍にあいました。 ですが、動物たちの慰霊碑は平和公園のどこにもありません。 その忘れられた悲しみを語っているお話です。 読み進めていくうちに、ぼんやりと分かってきている・・・かも。
今回のお話は、キョウチクトウと犬が主人公。 その他にも、カラス・アリ・魚・クスノキなど、人間以外の生き物が出てきます。
さらに、己斐小慰霊祭に捧げる千羽鶴も紹介。 鶴に記名してもらっていますので「○○君、○○ちゃんもあるよ」と読み上げていっていると「僕も持ってきたよ!」としっかりアピール。
後日。 教室にある絵本を一緒にめくりながら、「これって何を描いてると思う?先生、ちょっと分かんないんだよね」と問うてみると、「キョウチクトウの顔だよ。ほらココ燃えてるでしょ。」 と。 子どもに教わることがまた一つ増えた、そんな時間でした。