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ー広島市西区にある幼稚園です。己斐みどり幼稚園は小学校へのスムーズな移行を真剣に考えますー

2018.1.16 子どもたちの成長

3学期が始まって1週間が経ちましたが、4月当初と比べて、どのお子様も成長が見られ、嬉しく思います。
お父様もお母様も、4月頃のお子様の姿を思い起こしてみて下さい。
「あれ、4月頃はどんな様子だったかな。」と、忘れておられませんか?
ついつい、他の子どもが気になり、我が子と比べてしまいがちですが、そうなると我が子の成長がなかなか見えてこないものです。
我が子の今目の前の姿と、過去の姿を比べてみて下さい。大きくなっていますよ。
どうしても思い出せない場合は、写真やビデオをご覧になってみるのも良いかもしれません。もちろん、お子様と一緒に見るのもお勧めです。
「自分ってこんなに大きくなったんだ」と、お子様自身が自分の成長を実感できれば、自信にもつながり、とても良いでしょうね。
お子様の今の姿に気になるところはたくさんあるかと思いますが、成長した部分もたくさんあるはずです。
幼稚園での姿を見ていても、個人差はあるものの、どの子も随分と成長してきています。
良いところを積極的に伸ばしてやることで、気になるところは見えづらくなりますし、補うこともできます。また、その良いところを追いかけるように、気になるところも少しずつ改善されていきます。
何よりも、良いところを伸ばすことでその子の“武器”になりますし、ひいてはそれがその子の個性にもつながります。
まずは、「褒めて伸ばす」「良い部分を見つけて、褒める」。特に幼児期はこの方向でいきたいと思います。
気になるところを見つけて小言を言うより、良いところを褒めることから始めると、物事がうまく回り、効果が実感できると思います。
欠点ばかりを指摘されれば反発したくなり、直そうとする気が失せてしまうのが人間です。お子様だけでなく、我々大人もそうでしょう。
一方、得意なこと、好きなことをやり、褒められて育った子は、自分に自信があります。そんな子は、少し苦手なことや、やりたくないことでも「ちょっとやってみようかな。」と挑戦できるようになります。
良いところを褒めて、直してほしいところは「こうなってくれたら嬉しいよ」「こうしてくれたら嬉しいな」のメッセージをお子様に伝えてほしいと思います。
子どもたちの成長を大人の私たちがまず実感し、子どもたちの伝えることから始めましょう。

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