2017.12.22 子どもに届く愛情表現
9月から始まった2学期もあっという間に終わってしまいましたが、この2学期はお子様の成長がたくさん見られたのではないでしょうか。幼稚園ではどのお子様もその子なりに頑張っていましたので、しっかり褒めてあげて下さい。
さて、これから冬休みに入り、年末年始もあり、お母様方はお忙しくなることとお察しいたします。漢字の「忙しい」は、「心が亡くなる」と書きますが、忙しい中においても、どうかお子様と一緒に過ごせるゆとりの時間を少しでも確保していただきたいと思います。
お父様、お母様にとってお子様は、大切でかけがえのない存在であり、常に愛情をいっぱいお持ちのことと思いますが、その思いはうまくお子様に届いておりますでしょうか。
実は、どれだけお子様を大切に思い、愛情をかけているつもりでも、その気持ちがうまくお子様に届いていないということがよくあります。
愛情を実際にお子様に届けるための方法として、①褒める、②見つめる(目と目を合わせる)、③さわる、④話しかける、⑤ほほえむの5つがあります(20日付け手紙の「冬休み号」にも記載しています)。
「思う」だけでなく「行動」して表現することが「届ける」ことにつながります。
愛情は態度と言葉で行動に移し、表現してあげてくださいね。
もちろん、しつけも大切です。が、まずはお子様にしっかりと皆様の愛情を届けることが第一となります。
「自分は親に愛されている」と感じることができている子は幸せなことです。
愛されていると感じることができれば、親からのしつけも小言も受け入れられます。
つまり、愛情が届いていれば、しつけも届きやすくなります。
いけないことした時は、いけなことだとしっかりと教えてあげてください。
これも愛情の一つですから。
それでは、少し早いですが、皆様良い年をお迎えください。